「たまたま」出演者、浅井要美さんインタビュー!

こんにちは。「たまたま」市民スタッフのしおりです。
今回は、「たまたま」にご出演される教師生活を経て演劇の世界に飛び込んだ浅井要美さんのインタビューを行いました。

 

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浅井要美プロフィール
1950年群馬県高崎市生まれ。1987年より多摩市在住。劇団文学座プラチナクラスを卒業、 演劇集団プラチナネクスト所属。主な出演作「善人の条件」「太夫さん」「真夏の夜の夢」「音楽劇 海は天才である」「ベテルギウスが消えるまで」「愛いっぱいの愛を」(パルテノン多摩×FUKAIPRODUCE羽衣)等。

また、オペラの進行の語りや、地域では、「絵本の読み聞かせ」「群読の会」で活動している。

 

【教師時代を経て演劇の世界へ】
―要美さんは以前教師をされていたということですが、何を教えていたのですか?

 

中学校で英語を教えていました。

 

―中学では、英語劇とはやったりしたのですか?

 

ありますよー。生徒たちと学校でね。教科書に載っている英語劇を膨らませて文化祭のときに(生徒たちに演技を)させたの。

 

―要美さんは演出をされたのですか?

 

そうですね

 

―お芝居することと英語を教えること。何か共通していることとかありますか?

 

うーん・・・英語の教師って演劇的よね。(ジェスチャーを交えつつ)”グッドモーニング!””ハワユー?”とか・・・お芝居じみてるじゃない?

 

―確かに。そういえば、ワークショップでの要美さんの演技はアメリカナイズされていたというか、プロともアマチュアとも違う独特の印象がありました。

 

若いときから演劇は好きではあったので、定年退職を機にスイッチを切り替えて若いときにやりかったお芝居を始めようと、今に至ります。

 

【「たまたま」出演のきっかけは山森さん?!】
―「たまたま」のオーディションを受けようと思ったきっかけをお聞かせいただけますか?

 

去年のパルテノン多摩で上演したFUKAIPRODUCE羽衣の「愛いっぱいの愛を」で共演した山森大輔さんが出演されているということで瀬戸山さんの「始まりのアンティゴネ」を観に行ったとき、(今回の出演オーディション)チラシが入っていて知って…。それで山森さんに、『今年もパルテノン多摩であるから応募してみたら?』と言われて、瀬戸山さんのお芝居も迫力があって魅力的だったので受けてみようと思いました。

 

―そうなんですね!今、瀬戸山さんとの作品作りにおいて、どういった印象を抱いていますか?

 

私はシニア劇団に所属していて、そこでは台本が出来上がっているところから練習しているのですが、出演者さんへの取材内容を元に台本をゼロから作り上げて行って、それに対して議論しながら、また変えていくというのが面白いですね。

 

【改めて多摩ニュータウンを見つめ直して】
―要美さんは多摩ニュータウンにお住まいですが、どのような印象をお持ちですか?

 

今回ワークショップで久しぶりに街歩きして、ああ、すごく良い街だなあ!って再発見!でしたね。

 

―ワークショップを通じての再発見は、「たまたま」の作品作りに影響しそうですか?

 

そうですね・・・。長いこと住んでいるので、台本を読んでいて多摩について具体的にわかるので、出演者の皆さんに(台本に出てくる多摩に関することの)説明ができたり、提示ができるかと思っています。

 

【「たまたま」での役どころと「たまたま」を観に来てくださる皆様へのメッセージ】

―要美さんは「たまたま」では、どういった役どころなのですか?

 

私のエピソードを盛り込んでの自分自身を投影した役で、、、こんなことまで言っていいのかしら(笑)と思うところもあるかもしれません(笑)。

 

―それは、劇場に来てのお楽しみってことですね!

 

今まで言ったことがないことまで、(瀬戸山)美咲さんに引き出されて・・・(笑)

 

―では、要美さんをご存じの方にとっても、要美さんの再発見ができる内容になっているんですかね?

 

そうですね(笑)

 

―それでは、最後に観に来てくださる皆様にメッセージをお願いいたします。

 

多摩ニュータウンをこの機会に知ってもらって、パルテノン多摩で良い演劇をしているので観に来てください!

 

終始、穏やかな口調でありながら、凛としたお姿が魅力的な要美さん。
女性として、このように気品ある年齢の重ね方を見習いたいなあ、などと、インタビュー本編とは関係ないことも思いつつ(失礼!)、お話を聞かせていただきました。
また多摩ニュータウンと演劇愛に溢れているお話ぶりに、思わず、ほっこり。
好きなことをお話ししている要美さんは、少女のように目をキラキラを輝かしておりました。
こちらも同じ女性として見習いたい一面でありました。


「たまたま」の稽古もいよいよ佳境!
要美さんの多摩ニュータウンと演劇愛と、要美さんの魅力を再発見できる「たまたま」を是非ご覧ください!


《公演情報》 多摩ニュータウン×演劇プロジェクト「たまたま」

8月4日(金) 19時30分開演
8月5日(土) 14時開演/19時開演
8月6日(日) 14時開演 ※上演時間:2時間予定 パルテノン多摩 小ホール

http://www.parthenon.or.jp/act/2996.html

 

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By 市民スタッフ・しおり