「まちまち」ワークショップレポート5日目! (7/7)

こんにちは、『まちまち』の制作スタッフの加藤です。

今回は、5回目のワークショップの様子をお届けします。

 

5回目になると、休憩中の様子など、皆さんだんだんと打ち解けていき

会話も多くなったように思います。

 

毎回ワークショップの最初に行うコミュニケーションゲームでは、

あいさつのゲームを行いました。

会場を歩き、目があった人と挨拶を行うと同時に自分なりのポーズを加えます。

f:id:tamatamatama2017:20190714111229j:plain

てくてく歩いて…

f:id:tamatamatama2017:20190714111314j:plain

「こんにちは!」

f:id:tamatamatama2017:20190714111428j:plain
また、てくてく歩いて…

f:id:tamatamatama2017:20190714111517j:plain

「こんにちは!」

目と目をあわせて、それぞれ個性的なポーズをお披露目すると、

次第に、みなさん笑顔になっていました。

 

さて、今日のメインは、自分の思い出の品の発表です。

自分の大切な物や思い出の物を持ってきてもらい、

2分間にまとめて発表してもらいました。

f:id:tamatamatama2017:20190714111532j:plain

「妹からもらった定期入れ」

「大切な人との写真」

「お父さんの腕時計」

「恋人からもらったアクセサリー」

「子どもの頃来ていたユニフォーム」

「時と場合によって被り分けるキャップ帽子」

「いつも元気をもらうアーティストのグッズ」

「大切な言葉を書き溜めておくノート」

「子供の時に習った落語の小道具」

「家で大切に育てているいちじくの木」

などなど、

 

ここではメンバー全員を紹介しきれませんが、

一人ひとりの思い出の品には、温かなストーリーがたくさん詰まっており、

2分と短い時間の中でも思い出の品を通してその人の人柄や生き方を

垣間見ることができました。

 

発表の内容の他にも私が印象に残ったのは、発表しているその人自身の表情です。

おだやかな表情や少し寂しそうな表情、少し恥ずかしそうな表情など、

その人らしさが表情に出ていてとても印象的でした。

 

そして、私の思い出の物はなんだろう…とふと思い、

実家に帰って探してみたいなと思いました。

  

後半は、何に興味があるか、これからどんなテーマで演劇を

作っていくかという脚本を作っていくためのテーマを見つけていきます。

 

まずは、街歩きやメンバー同士のインタビュー、発表など

全5回のワークショップの中で出て来た”気になるキーワード”を

ホワイトボードを書き出していきました。

「子育て世代」「文化」「街への愛着」

バリアフリー」「公園・橋」「再生」など、

たくさんのキーワードが出てきました。

 

今回はキーワード出した時点でワークショップは終了。

次回からは、興味のあるキーワードごとにグループをつくり、

そのキーワードを掘り下げてテーマを見つけていきます。

 

これまでは、多摩のことやメンバー同士のことなど知識や素材を集め、

興味の幅を広くしていきましたが、これからは少しずつテーマを絞り、

脚本作りに向かっていきます。

 

このワークショップの1ヶ月後には、本番目前!

公演を行う小ホールで稽古がはじまります。(ドキドキ!)

長いようで、あっという間の1ヶ月、1回1回の時間を大切にしていきたいですね。

 

これから、どのように演劇『まちまち』が出来上がっていくのでしょうか。

どうぞお楽しみに!