「『まちまち』を観る前に観よう!多摩ニュータウン記録映画上映&トーク」終了しました
こんにちは。市民スタッフの「ひろ3」こと三宅です。
7月11日(木)、
多摩ニュータウン×演劇プロジェクト第二弾『まちまち』の関連企画、
「 『まちまち』を観る前に観よう!多摩ニュータウン記録映画上映&トーク」を観に行きました。
トークは元住宅公団職員の成瀬惠宏さんと、『まちまち』の演出家 瀬戸山美咲さん。どんな話が聞けるか、仕事を早めに切り上げ、会場のパルテノン多摩へまっしぐら。
【上映作品】
「多摩ニュータウン」(14分/1969年)
「多摩ニュータウン-まちづくりのあゆみ-」(41分/1989年)
(企画:南多摩新都市開発本部(のち多摩都市整備本部)
制作:株式会社日本映画新社)
『まちまち』の出演者や市民スタッフもお手伝いに駆けつけています!
多摩ニュータウン開発前ののどかな農村・山村の様子を、実写として、初めてみました。短期間でこんなにも姿を変えた地域って、かつて日本にあったのかな!
心底驚きました。
整備された住環境。官と民の利害を調整しながら、雑然さを排除した町並み・健全都市が出来上がっていく。関東でも寒い地域と判っていて開発したと知って、これも驚きです。
(上映後のトークセッションのようす)
成瀬惠宏さんからは、多摩ニュータウンの着想期、中興期、成熟期の都市計画思想を時系列を追って、ご説明いただき、その壮大さを改めて知りました。
ラッシュアワー、住宅難、スプロール現象を阻止するために、計画された30万人の人工都市。交通機関が未整備のまま、スタートした入居、そして、大渋滞。住環境だけでなく、鶴牧などのライフスタイルまでデザインした住居、多様な世代を取り込むためのバリアフリー化など、積み重ねた数々の試行の数々に、高度成長期の日本のエネルギーを感じました。
成瀬惠宏氏
前回の『たまたま』では多摩ニュータウンの過去・現在を芝居に仕立てた瀬戸山美咲さんからは、『まちまち』についてのお話が。
今回は、多摩ニュータウンに在住の方に舞台に立ってもらい、その人生の軌跡を辿りながら、よりリアルに芝居に仕立てるということです。楽しみ過ぎる企画ですね!
8月11日(日)ではどんな世界がみえてくるのか。ああ、待ち遠しい!
ご来場いただいたお客様ありがとうございました!
スタッフの皆さんもお疲れさまでした!
《公演情報》 多摩ニュータウン×演劇プロジェクト「まちまち」
進行・演出 瀬戸山美咲
8月11日(日・祝)12:00/16:00
パルテノン多摩小ホール
くわしくはこちらをご覧ください!↓↓
http://www.parthenon.or.jp/act/3552.html